5/6(木)からの待合室DVDのテーマは、「足の血管の動脈硬化」となります。

足の血管の動脈硬化により、血管が狭くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)する病気で、足先への血流が悪くなる事で、足の冷感・痺れ感、間欠生性跛行、安静時疼痛、潰瘍・壊死などをを来します。

動脈硬化が原因ですので、高血圧・糖尿病・脂質異常・高尿酸血症・慢性腎臓病・喫煙などが関与し、同時に狭心症や心筋梗塞、脳卒中を合併しやすい病気でもあります。

当院では、上肢と下肢の血圧を同時に測定する方法での簡易検査(ABI検査)を行っておりますので気軽にご相談下さい。

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当院では基礎疾患としてすでに心臓病や脳血管疾患の持病をお持ちの患者様の外来管理はもちろんですが、高血圧・糖尿病・脂質異常・高尿酸血症など生活習慣病の普段の外来管理、禁煙外来、睡眠時無呼吸症候群の治療継続は、心臓や脳血管を守るためにも非常に重要と考え外来診療を行っています。
生活習慣病をお持ちの患者様には個々のお体の状態や併存する疾患も考慮に、健診以外にもご本人と相談の上個別で採血や検尿などの検査を行いながら全身状態を把握しつつ、必要に応じて普段のお薬の内容の見直しを行っています。また2型糖尿病の患者様の内服治療はもちろんですが、インスリンやGLP1受容体作動薬(トルリシティ・オゼンピック・ビクトーザ等)の皮下注射にも対応していますのでご相談下さい。

当院では5月から市の特定健診やがん検診も実施しています。また管理栄養士も在籍しておりますので、随時栄養指導や食事相談も行っています。「健診で(血圧が・脂質が・糖尿病が)引っかかってしまった」といったケースは非常に多いと思います。この機会を利用し早め早めの対策をみんなで一緒に考えていきましょう。